メビウス

　『今度の日曜で牡蠣が終わりだけど・・佃煮作らない？』
　　　『いかなごのくぎ煮より簡単で高級珍味だよ。』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（食べるのは好きだけど・・）
　『炊いたことないもん。』　　　（そんなん無理、無理！）
　『料理の先生だから大丈夫。』　　（大きな誤解です。）

こんなやりとりから始まった　牡蠣の佃煮作りです。

お出かけから帰ると、玄関先に３ｋｇの牡蠣くんがポツリと置いてありました。
シーズンの時よりは確かに少し小ぶりですが・・それでもりっぱな牡蠣くんです。

それからが、さあ大変！
パソコン開いて、レシピを探して

なになに？？そっとやさしく洗って・・
ザルで水気をきって、ペーパーでそっと水分を拭いて
鍋に醤油を除いた残り全部を入れるとな？？？こんな感じでいいのかな？ああだ・・こうだで、なんとか鍋の中でグツグツ煮えてきたぞ　

『湯気でなんも見えんやん』

『ええんかな？』


『ええ匂いはしてるんやけどな』

鍋に投入されてから弱火でコトコト夜なべ仕事です。

鍋いっぱいの牡蠣くんが、５時間後には半分以下のダイエットしてるじゃありませんか

『私も、5時間お風呂入ったらやせれるかな？』と旦那様に聞くと、呆れた顔で無言の返事！

そんな・・こんなで『こんなんできましたけど？』
創作状況に付き合ってくれていた旦那様の口にぽいっと一個
『少し苦味が・・甘みが欲しい』
『なぬ？』　味直し・・
『これで、どうだ』『うん！おいしいぞ』

旦那様のOKがでました。






お昼は、出来立てほやほやを早速いただきました。
おむすびにしてみました。今日も手抜き？
旦那様いつもごめんね

久しぶりの土曜＆日曜お休みの旦那様との共同作品です。　　　　　　　　　楽しかったね




僕はなんもすることないからすねてやる
　　　　　　　　　　　　　　（いつのまにか・・すやすや）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　By　こたろ